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お当番長挨拶

 コロナ禍、早3年、人と人が本質的な事を伝えようとすること、人と人が相互的なコミュニケーションを取り合う事はとても難しかった、そんな時間が続いていたように感じます。それでも、さまざまな手段を使い困難な状況に向かいあい、少しずつ前に進んできたようにも感じます。私たちは、遠く先を突っ走る俊秀臨床家の背中を追いかけ、そして仲間同志で現在と未来の職種や療育の夢と危機を語り続けてきました。それは将来の社会を築く子どもたちのために、今の自分たちの使命を明らかにし、技術研鑽するという弛まぬ努力を続けていかなければいけないという決意でもあります。発達OT EXPOは今年で2回目を迎えます。本年2月のEXPO2021、3月の養成講座静岡オンライン、6月の3.8%の人が語る発達OT・・・、そして10月の保育を大事にするサークル企画等々、現場の感覚や実感を発信し、参加者で共有し、何を大切にしなければいけないのか、何を学ぶべきなのかを色々な角度から学ぶことができました。「発達OT」と称していますが、子どもの育ちに関わる多くの職種が、それぞれに色濃く輝きながら横並びに語る、これこそが発達OT EXPOの基本的なコンセプトです。参加者相互の学びあいによって得たものは、必ず実践的に活用できる素材に育つものと確信しています。EXPO2022は、1日目はオンラインのみ、日本作業療法士協会 中村春基先生と小松則登先生に登壇をお願いしています。2日目は東北から四国までの地域において、数カ所設置される会場で、久しぶりの対面形式での症例検討を予定しています。また会場へ足を運べない方はオンラインにて参加していただけるよう準備を進めています。皆さまへの開催に関するお伝えが遅くなってしまいましたこと、この場をお借りしてお詫びするとともに、是非とも職種やキャリアを越え多くの方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。

                 

                 

発達 OT EXPO 2022 お当番長 岡田洋一
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